ごろごろビシャーン

がんばります

「テラリア」をプレイして

友人に勧められて、「テラリア」を始めた。そして、終わった。寂しい。すごく。

中毒性のあるゲームだ。クッキークリッカーが、ヤバくなった。そんな感じ。もっと丁寧に言うと、集めて、装備を作って、集めて、の繰り返しだ。ゲームってだいたいそうか。ゲームっていうか、RPGっていうか。 エキスパートモードっていう、まあ太鼓の達人でいうところの”むずかしい”モードをクリアするところまで遊んだ。

すっごい寂しい。もっとやりたい。ゲームにこんな感想をいだいたのは久しぶりだ。神ゲーだった。 やることはまじで結構クッキークリッカー。マイクラの亜種だと最初は思ってたんだけど、全然違う。おまけ程度にクリエイティブ要素があって、基本はRPG。装備作って戦う。攻略サイトがないとボス発見したりとかは難しいと思う。結構変な条件でボスが出てくる。開発者はどういう意図で作ったんだろうか。クラフトゲーとして作ったらボス作るの楽しくなっちゃったみたいな感じなのかな。今時攻略サイトみんな見るし、それありきで作ってたのかもしれない。 あの、クッキークリッカーっていうの、語弊がある表現だと思うんだけど、なんだろう。作業ゲーというか、そういうこと。

⇧エキスパートモードをクリアした日 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ⇩それからそこそこ経った日

マスターモードっていう、太鼓の達人で言うところの"おに"モードもクリアして、未遭遇だったボスを含めて全部倒した。ドリルっていう、クリア後のお遊び要素みたいなアイテムも作った。(クロロファイト鉱石っていう、モンハンでいうところのノヴァクリスタルみたいなのを120個使う)

本当にもうやるところがないな、というところまでやった。

戦闘、おもろい。クッキークリッカーって言ったけど、戦闘は結構ちゃんと戦闘。「ソルト&サンクチュアリ」みたいな。あれよりは難しくないかも。まあ、結構ちゃんとしてる。

収集、おもろい。何がおもろいかっていうと、ただ収集するだけじゃなくて、収集する過程でボスとか、まだいけないダンジョンとか、そういうのに遭遇する。ワクワクするね。それだけじゃなくて、宝箱がぽつぽつあって、それぞれ中身が違う。けど、結構有用なアイテムが多くて、「おお」ってなる。そういうハクスラ的なところもある。

収集要素がダルすぎない工夫もある。鉱石が、増える。マイクラの鉱石って、取ったらとりっぱなし。ブランチマイニングとかあるけど、どんどん遠くまで掘りにいかなきゃいけない。テラリアは、違う。(まあ、そういう部分もあるけど) 特定のボスとか、エンティティを倒すなり、破壊するなりすると、鉱石が増える。だから、いくらでも鉱石が取れる。

個人的に一番いいのが、1キャラでワールドをいくつも渡り歩ける。アイテムとか引継ぎで。だから、友だちと遊んだり、一人で遊んだり、がお互い気楽にできる。それに、シード値を調べて貴重なアイテムを別ワールドで回収したり、そういうこともできる。これが素晴らしい。

武器が多彩。剣、弓、銃、魔法、召喚系、などなど。魔法もいろんな種類があって、ワクワクする。エフェクトとか、いろんなのがある。

とにかく楽しかった。いいゲームだ。

忘れないでいたいこと

私は大学受験期に、参考書を片手に散歩するのが好きだった。中でもお気に入りだったのが、公園だ。公園のベンチで過ごす時間が好きだった。勿論、ちびっ子たちがわんさかいたらいかない。邪魔にならないようにする。誰に対するエクスキューズなんだろうこれは。閑話休題

お気に入りの公園が二つある。一時間くらい歩く、デカい自然公園と、2分くらい歩くちょっとした公園だ。小さい公園と書こうとしたが、小さいというには大きい気がする。なんたって区画が3つある。植木エリアみたいなところも入れれば4つある。小さいと言うには大きすぎる。まあ、どちらも小さい頃から馴染みがあって、落ち着く。ところで、今回は前者のデカイ方について書く。

どれくらいデカイかというと、うーん、めっちゃでかい。ディズニーランドくらいあるんじゃない?知らんけど。(知らんけど、という言葉は日常だとよく使うのだけど、文章で使うと胡散臭い気がした。特に読点(。)を付けると胡散臭さが際立った。なんなんだ。今回はあえて付けた)

デカイ公園って、良い。主に犬と老人が散歩をしている。僕は午前中に行くことが多かったから、特に。誰もが気ままに過ごしている。「オレ、嫌々来てるぜ」みたいな奴は一人もいなくて、みんな来たくてきて、したいことをしたくてしている。そういう空間を僕は「ディズニーランド」と呼称しているのだけど、あそこは特にディズニーランドだ。ディズニーランドよりもディズニーランドかもしれない。

さっき、お風呂に入っていて、その公園で見た景色を思い出した。よく日が差していて、赤とんぼが飛んでいて、ジジイが管楽器の練習(ヘタクソ!)をしていて、散歩中の保育園児たちが駆け回っていた。(あそこは保育園児もよく来る)ちびっ子たちには大人も混ざっていて、先生だろう、と思ってたんだけど、全然関係ない人だった。終わりの挨拶みたいなのをするときに、おじさんにお礼を!みたいなことを先生が言っていた。おじさんはそのまま去っていった。あのおじさんはなんだったんだろう。 その光景が、なぜだかたまらなく良かった。僕はジジイから一つ飛ばしたベンチに座って、友だちと(スマホ越しに)喋りながら、勉強をした。勿論集中していないので、ポーズだけ。牧歌的という言葉が一番似合う光景だったと思う。ヘタクソな管楽器が本当によく似合っていた。フルートかな、よく分からないけど。

僕はその空間を記憶し続けている。別にヘタクソでもいい。人がいて、自由にしている。それだけの時間が、僕にはかけがえのない思い出だ。 僕は生きるのが下手だが、それでも誰かにとって、ヘタクソなジジイのようであれたら、と、そう願っている。あの体験は、僕にその根拠をくれた。おかげで、これは形ある祈りとして僕を支えている。

と、ついさっき思った。忘れないでいたいので、書き残しておこうと、これを書いている。

お考え「ボディミルク最強」「悪感情との付き合いかた」

概要

  • 乾燥を感じたらボディミルクを塗りましょう。この乾燥には、爪の荒れ、髪のパサつき等を含みます。
  • 悪感情を抱いた時、「祈る」という選択肢を取れるかどうか。そこが人間性分水嶺の一つだと思う。

ボディミルク、強すぎ

  • 長所:全身に使える;しっとり感が持続する;まとまりが続く(髪)
  • 短所:0。なし🍐
  • ボディミルクが殺した者たち
    • 乳液
    • 洗い流さないトリートメント
  • マジでいらなくなった
  • 牛乳石鹸のボディミルクを使ってるんだけど、これが凄くいい。マツキヨPBのやつも使ったけど、相対的にイマイチだった。というかイマイチだった。ある程度いいものを使った方がいいようだ。
  • ワセリンとかでもいいのでは、という仮説もある。要検討。

    悪感情との付き合いかた

  • ファストフードで、「ミルクない?」って何度も聞いている人がいた。「何回聞いてんねん、早よしろや」と思った。母と会話が噛み合わなかった場面も記憶に新しい。会話が通じない場面、苦手だ。汚い感情を持ったりもする。口に出さないだけで、多かれ少なかれみんなそうだ思う。
  • さりとて、僕がご迷惑をかけている場面もあるだろうし、そんな場面は年を取れば増えていくのだろう。そう考えると自責の念も出てくる。自分に牙を剥く悪感情との向き合い方って難しい。永遠の課題だ。
  • キラーT細胞が健康な細胞も食っちゃって臓器が駄目になるとか、白血球が増えすぎるだとか、そういった病気と同じことなのだと思う。悪感情は自己防衛のために必要なものだ。けれど、時としてそれは自らに牙を剥く。
  • 僕は悪感情を抱くことそれ自体を「悪」とする考えを長らく持っていた。けれどいつからか、それは必要なものなんだってことを理解し始めた。その上で、「どれだけ持って」「どのように」「どれだけ出すか」っていうバランスが大事なんだろう。
    • 「どれだけ持つ『べき』か」
      • そもそも、心の健康上の観点で言えば、悪感情は0に近ければ近いほど良い。自明だと思う。しかし、それでは生きていけない。世界は完璧ではないし、自分も完璧ではないからだ。現実、自責がなければ排斥されてしまうし、他責しなければ搾取されてしまう。
      • じゃあ、ということだ。量的な結論は出せないが、「その感情の目的は何か」を検討することは有効そうだ、というのがここでの結論である。
      • 悪感情の有効性は、内部(特に自ら)についての問題発見、外部についての危機感知について認められる。逆に、それらに役立たない悪感情は無駄コストだ。
      • 悪感情の活用方法は、下記の4択だ。
        • 内部の問題を「受け入れてしまう」か「矯正する」
        • 外部の問題を「(場合によってはそれ自体からも)回避する」か「矯正する」か
      • これらの選択肢が取れないなら、その悪感情は無駄コストである。忘れ去るか、あるいは粛々と苦痛に耐えるしかない。でなければ、自体は悪化する一方だろう。
      • この、「粛々と耐えるしかない」ということを理解し、無駄な足掻きをしないことは、大変難しく、また重要な択である。この択は、「祈り」としても知られる。「自らではどうしようもない」ことを理解し、天命を待つ行為だ。
      • 凡百な人間は、「もうどうしようもない」と心のどこかでわかっていて尚、足掻こうとしてしまう。これを適切に行えるかどうか、というところに、人間的な力量が大きく出ると私は思う。
    • 「どのように」「どれだけ」出すかという観点については、また後で書こうと思う。疲れたからだ。

安物の香水は買わない方が良い

躁の曹操早々に粗相シャッキーンあっちゃんかっくい~(FOO~)

そういう日もある

バーガーキング新春セールとやらがとても安く、安かった。また、イオンでは売り切りセールのような、初売りで売れなかったものをワゴン売りセール的なのをやっていた。今日はこれについて書こうと思う。

今日のまとめ

  1. 流さないトリートメント、ボディミルクでいい

  2. 安物の香水、結局使わない

はい。

ではまず①について

知見:髪をしっとりさせたかったら、ボディミルクを塗ればいい。専用のトリートメントを買う必要はないし、スタイル剤を探し回る必要もない。

ホテルのアメニティに流さないトリートメント、またの名をヘアミルクが置いてあった。これを使ったところ、しっとり纏まる髪の毛が数時間にわたって持続した。 私は感動した。パサつく髪に悩んで、ヘアオイルを買ってみたり、ワックスを買ってみたりしても尚治らなかったからだ。

ということで、今日のセールでは洗い流さないトリートメントを最優先で探し、買った。

その帰り道、ふと気づいた。

「ボディミルクでいんじゃね」

と。

帰ってから試したところ、しっとりした髪が手に入った。ここに新たなトリビアが生まれた。完。

②について

知見:安い香水、勢いで買うべきではない。落ち着いて嗅ぐと、トイレの匂いと変わらないことに気付き、結局使わないからだ。

オレは香水にうすらぼんやりした憧れを抱えていた。ふんわりいい匂いがするって、素敵じゃん。

しかーしそれを自ら実現するのはいばらの道だ!

理由①:香水の好みって人それぞれ過ぎて、誰にも嫌われたくないみたいなメンタリティの人間は使いづらい。選ぶのに過度な心理的負担がかかり、死に至る

死に至る病とは、陰キャが香水を買うことなのだ!ーーヤッスイ・コスイゴール(5031)

俺は小さい頃、香水の匂いが全部嫌いだった。大人でもそういう人はいるだろうし、「男が香水~?しかもお花~~~」みたいな人もいそう。「季節感なさすぎ」「あいつ、トイレの匂い」「シンプルに臭い」色々な批判の声が想定される。

だからこそ、「安い香水」を使う心理的ハードルはとても高い。「お前、トイレじゃんw」と言われたら、為すすべもなく死ぬしかない。いくらできのいい香水だって、「香り」を選ぶとき、絶対的な価値基準はそこにはない。香水を選ぶ基準は、「値段」(とTPO)だけである。

それに、そういったハードルも超えて、よっしゃ、やったるでってときじゃないと、香水の出番はきっとないだろう。そんとき、安い香水って使わない。

理由②:だから、安い香水には出番がない。

せいぜい家のトイレに撒くでもだけだ。Q.E.D.

P.S. 帰って調べたら、割引率もしょっぱかった。RIP。

だりぃね

彼女と別れて丁度一週間がたったと思っていたら、さらにもう数日経っている。別れた日に書こうと思って、書こうと思って、書こうと思って、一週間が経って、やっと今日日記に手を付けることができた。ついうっかり癖で、「ああ間違えた」と訂正を、文章に、入れようとしてしまうのだが、これは良くないので改め、気を付けないと。この改め、っていうのは、改めないと、と思ったけど、なんか硬いなと思って、そう。Notionで書いているが、スペースを文頭に入れようとするとAI君が勝手に出てくるので最悪だ。

 あーほら出てくる。もうやめてくれ、君はいらない子なんだ。で、で、でなんだけどぉ、そうそう。あのーほら、そう、そうなんですよ。彼女ときっぱり別れるじゃあないか。で、SNSをブロックしたりはした。で、けれどね、LINEをブロックできないでいる。余計な期待をさせてしまうから良くないと思うんだけど、思っているんだけど、いや、期待してくれるかすら分からない、けど、もし、変に期待させてしまうと、良くないよね。振ったのは僕なのだから、きっぱりそこまでやるのがオトナなんだと思う。でもできない。そんなこんなで、カレンダーも抜けていない。あの、共有カレンダーみたいな、同期カレンダーみたいな、ああいうやつ。こ~れはさすがにまずいよね、いつかその、知らない男との予定とかがこれ見よがしに入っていたら、僕は死んでしまう。死んでしまうったら、想像しただけで嫌だ。最悪の気分だよ。とか、まあ愉快に色々と考えていて、そこまではよかった!ただの杞憂なのだから。けれども、昨日は特に最悪なものを見てしまって。それは何かというと、入院!入院の予定が入っていたのだ。元々彼女は心が良くなくて、こころが良くなくてっていうと、悪心というか、悪者みたいでなんだかあれだがそうではなくて、うつびょうとか、そういうやつで。そうなの。うつびょうって、かんじで書くとなんかかたっくるしくて嫌だね、もっとカジュアルなやつだと思う、あれ。で、あああ~~~~~~~~~~~~~ほんとうにスペース邪魔だな、しねしね。死!!!!!スペースってか、あの文頭にスペースを入れるとAI君が飛んでくる奴。呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん呼んでね~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~よ

 はい。

 で。まあそう。入院とはね。どうしたんだろうか一体。ODをまたやったのだろうか、他の何かヤバいのをやったのか、単に心の入院的なやつなのか、はてはて、どういう、けどさあ、う~ん、と、僕は心配になってしまう。夜も眠れず今は5時、午前。昼からバイト。誰か助けてくれ、現実逃避しかできないよぉ僕は。今ほんとうに、幻日逃避しかできなくて、お~!

 母にも何かあたってしまうところがある。いやさ、元々自分の家とか、嫌いでさ、母についてもあんまりよくは思ってないんだけど、良く思ってないのと、こう、あたったりするのは、また違うじゃ~んと、いうところがあって。ア ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄家でて~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~l。~~!家を出てぇよ。こんな家!地獄のゴミ屋敷、。~人は口を開けば愚痴、愚痴、グいぐい!ぐいtちあえあ口!口々にグチグチぶちぶち!あしのふみばもねえし心も窮屈!しねしね!みんなしね!攻撃性を発揮する機会って、現代社会ではすごく阻まれていて、なんだか窮屈だなあとおもうんだけど、こうして日記に書くくらいならいいとおもうんだ。べつにしねとは思ってない。みんな幸せに生きて欲しい。それはそれとしてしねぇ!

 まあそう、家のこととか、ずっと昔から不安というか、嫌だし、彼女もせっかく別れたのに心配事が沢山あってまだまだ苦心している。づぁー!1700!

 わー!

はずかしい話だが、最近はぼくは彼女がつくってくれた手作りのぬいぐるみと一緒に寝ている。もう彼女の柔軟剤の香りはしなくなってしまった。恋人のいる諸子には、ぜひとも使っている柔軟剤の種類を聞いておくことをおすすめする・・・。まあ、ぼくはあれだ。未練がたらたらなのだ。自分から振ったし、もうもとに戻るつもりはないのだが、それはそれとしてたらたらなのだった。

今日、恐ろしいことに気付いた。12月末が期限の、大学の課題を、やらねばと思いつつもあとでいいやあとしていたのだが、あれこれとトラブルが重なっているうちに1月をとうに過ぎている!じゃあないか!もう色々と助けてくれ、だれか~!

まあ、もう、一切合切万事が万事ゴミOFゴミ、そんな気分で最近は過ごしている。悪い姿勢で、近い目線で、画面を見つめ、ゴミみたいな動画とか文字ばかりを見ている。どぅわー!17--000!

日記を見返したら、別れる二日前の日記にらぶらびゅ~なこと書いてあって草ッ草だった。人間って愚かなのね~

通信制高校で出会った人たちの思い出

私の通ってた通信制高校では、年に三泊四日だけの登校日がありました。そこで出会った、普段出会わなそうな人たちの思い出を書き残しておきます。

それぞれの関わりは薄いので、一つ一つのエピソードは短めです。

バス電話ネキ

登校中のバスで、大きな声で電話をする女の子がいました。 教師に何度注意されても電話を続け、しまいには没収されてしまいました。

先生の注意をガン無視していた器の大きさが印象的でした。

全身タトゥーニキ

バスで隣に座った男の子は、腕は勿論、首から頭皮にまでタトゥーが入っていました。 当時としてはオドロキで、そんな人の近くにいた経験がなかったものですから、戦々恐々としていたのを覚えています。

けれど、彼は凄くフツウでした。その旅程で出会った人の中で、一番マトモに見えた人です。だから余計に、怖めなバックグラウンドを想像したりしました。 バスではずっとシャドウバースをやっていて、授業中もずっと静かでした。シャドウバースは流行から何年か経ってたものですから、結構ちゃんとやってたっぽいです。

一番印象的だったのが、バスの途中休憩の場面です。

バスがサービスエリアに着きます。私の方が通路側に座っていたのですが、彼は「すみません、前いいですか」と言ってマナー良く私の前を抜けていきました。

ええ、はい。何も特別なことはないんですけど、所作が落ち着いてたというか、なんだかとてもちゃんとしているように見えて……「ヤンキーの優しさ」的な効果かもしれませんが……。

攻めたオシャレをしていた以外、徹頭徹尾フツウでした。それが印象的でした。

休み時間の会話

一部で、「オレ、今度の誕生日にビーエム(BMWのこと)の○○△△買ってもらうんだ~」「え~いいな~、俺は{よくわからない横文字}の◇◇□□~」みたいな会話が繰り広げられてました。ヤンキー風だったので、特殊なご家庭なのかな、と想像しました。 まだ歳も16とか17とかだったと思うんですが、とにかく、免許取る前からそういう話が出てくるそうです。すごいね。

ヤンキーバイク自慢ニキ

英語の授業のときでした。たまたま私が先生にあてられて、何かしらを答えました。すると隣の男の子が、「お前、英語できんの」みたいに話しかけてくれました。 定かではないですが、英語といっても、"This is a pen."くらいの内容だったと記憶しています。

さて、なんやかんやあって、彼は自慢のバイクを見せてくれることになりました。 イソイソとスマホを取り出して、何か操作しています。私は、上記の会話が聞こえた後ですから、「お、なんだなんだ高級車か?」とか思ってました。

「これ!」

出てきたのは紫色のバイクでした。フリーザみたいな色使いで、背もたれとハンドルが高いやつです。アレです。

「おぁ~、かっこいっスね」

それくらいしか言えませんでした。

遠い世界の話だと思っていたものが、目の前にやってきた瞬間でした。

授業中の会話

基本的に、意外にもみんなマナーは良くて、私語なんかもそんなにありませんでした。

ただし、例外があります。一番後ろの人々です。 ひと際年上に見える男の子たちでした。20代半ばくらいかな。

ヒップホップとか好きそうな身なりで、ずっと騒いでいました。教師からも特にお咎めはなかったです。 あんまり堂々と騒いでいたので、そもそも彼らは生徒じゃなかったのかもしれません。真相は闇の中です。 近所の輩がたむろしてただけだったら面白いな。

色々な事情があるものです。

サイレンサー・マシンガン・トークニキ

居室で同室になった男の子です。ズボラな長い髪を後ろに結んでいました。

軽く挨拶を交わして、私は「普段なにしてるんですか~」みたいな世間話のジャブを打ちました。 それからは彼のターンです。小さな声で、沢山話してくれました。

あまり聞き取れなかったものですから、なんか、頑張って相槌をうちました。中身は何も覚えていません。すみません。 何かに駆り立てられるように、頑張って話そうとしてくれたのが印象的でした。 私も社会不安が強い方なので、なんとなく親近感がありました。

みんな今頃どうしてるんだろうねぇ